養生法とは

日々の生活習慣や心のありようをみつめ直し、私たちが本来あるべき健康な状態を維持していくという考え方です。

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休養生法

実践編

休養生法とは、心と身体を鎮静させる、つまりリラックスさせるための養生法です。

  • 入浴法
  • 耳マッサージ
  • ツボ療法

入浴法

入浴によって身体が温められてくると、全身の筋肉がゆったりとします。同時に心の緊張もほぐれ、心身ともにリラックスできます。また、お湯の圧力によって血液循環が促されると、新陳代謝が活発になります。その結果、疲労やストレスによって蓄積した「乳酸」と呼ばれる疲労物質の排泄が促され、細胞の隅々までリフレッシュします。

入浴の効用
  • 1 身体を温める
  • 2 ストレス解消・リラックス効果
  • 3 血行促進
  • 4 皮膚を清潔に保つ

お風呂は沸かしたての場合、比較的熱く、また保湿効果が弱いものです。これを防ぐには、浴剤をうまく使うことが有効です。特に生薬そのものを使った薬湯は、効果が高く香りも強く、おすすめできます。

自宅でできる薬湯

木綿かガーゼの布で、小さな袋を作り、乾燥させた生薬を入れます(上に紐をつけておくと便利)。熱に強いものであれば、目の細かい洗濯ネットや薬草パックでも代用できます。

〈桃の葉・どくだみ・よもぎ・みかんの果皮など〉

お湯の温度
38ー40℃
20~30分
普段の入浴時
イライラしたり、緊張がほぐれずストレスがたまっている時
41ー43℃
3~10分
精神的に落ち込んでいる時
朝起きぬけでぼんやりしている時
温冷浴
温湯と水湯に交互に入る。はじめは温湯に入り、次に水湯、これを何回か繰り返し、最後は水湯で終わるようにする。
終わったら、すぐにタオルで足をよく拭き、靴下を履けば、全身がポカポカに。
※水湯のかわりにシャワーで水をかけても良い。
足湯
バケツに少し熱めのお湯を入れる(44~45℃くらい)。その中に足を入れる。熱湯を入れたポットをそばに置いておき、バケツの温度が下がらないように、注ぎ足す。足以外の身体は多めに衣類を身につけ、温かくしておく。汗をかいたら、すぐ着替えて、ゆっくり休む。
半身浴
40℃前後のぬるめのお湯に、まずは肩までつかる。肩が温まったら、上半身をお湯から出し、そのまま20分くらいつかる。ゆったりした気分でつかっていると、リラックスでき、快適な睡眠に入れる。途中で肩が寒くなったら、もう一度肩までつかっても、肩にタオルをかけても良い。
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耳マッサージ

全身の各部に対応する「耳」のマッサージです。

耳には全身を調整するツボが分布しているので、耳のマッサージで全身が調整できます。だれにでも、どこでも手軽にできるので、非常に有効です。

この耳マッサージは、疲労回復にも効果があるので、たとえば、デスクワークで疲れた時などのブレイクタイムに行っても良いものです。

1
耳全体のマッサージ
はじめに両手の手のひらで耳をおおい、上下にゆっくり5~6回こすります。
2
耳をつまんでひっぱる
次に、親指と人差し指で耳をつまんで上の方から順序よく、1ヶ所を5~10回リズミカルに、ゆっくり軽く、次第に速く強く引っぱります。
3
耳をひねる
終わりに、軽く手を握るようにして、親指とゲンコツで耳全体をはさみ、前後に5~6回ひねります。
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ツボ療法

ツボ療法とは、経絡の流れに沿って内臓や全身の陰陽バランスを整え、気の流れを調節して自然治癒力を高める自然療法です。お風呂上がりのリラックスした時などに行うと良いでしょう。ツボを3〜5秒押してゆっくり離す工程を4〜5回ずつ繰り返します。

百会
頭頂部のほぼ中央、両耳の上端を結ぶ線と眉間の中央から伸ばした線が交わる点。体内の気の流れが合流する場所。このツボを刺激すると全身の倦怠感がとれる。頭痛、めまい、耳なりなどにも良い。
労宮
拳を握ったとき中指と薬指の先が手のひらにあたるあたり、手のひらの中央。ストレスをやわらげ、上半身の血行を良くし、気の巡りを正す。
合谷
親指と人差し指の分かれ目にあるくぼみ。あらゆる痛みを和らげるといわれ、頭痛、歯痛、腹痛、生理痛などに効果的。また、大腸の経絡にあって胃腸の働きを整え、代謝機能を活発にするので便秘などにも良い。
湧泉
足の裏にある土踏まずの真ん中やや上、5指を曲げるとくぼんでいるところ。心と身体のエネルギーが湧き出る、大変重要なツボ。血液循環が良くなりむくみ、疲れが取れる。
その他のツボ療法をみる
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