休養生法とは、心と身体を鎮静させる、つまりリラックスさせるための養生法です。
入浴によって身体が温められてくると、全身の筋肉がゆったりとします。同時に心の緊張もほぐれ、心身ともにリラックスできます。また、お湯の圧力によって血液循環が促されると、新陳代謝が活発になります。その結果、疲労やストレスによって蓄積した「乳酸」と呼ばれる疲労物質の排泄が促され、細胞の隅々までリフレッシュします。
お風呂は沸かしたての場合、比較的熱く、また保湿効果が弱いものです。これを防ぐには、浴剤をうまく使うことが有効です。特に生薬そのものを使った薬湯は、効果が高く香りも強く、おすすめできます。
木綿かガーゼの布で、小さな袋を作り、乾燥させた生薬を入れます(上に紐をつけておくと便利)。熱に強いものであれば、目の細かい洗濯ネットや薬草パックでも代用できます。
〈桃の葉・どくだみ・よもぎ・みかんの果皮など〉
38ー40℃ 20~30分 |
普段の入浴時 イライラしたり、緊張がほぐれずストレスがたまっている時 |
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41ー43℃ 3~10分 |
精神的に落ち込んでいる時 朝起きぬけでぼんやりしている時 |
終わったら、すぐにタオルで足をよく拭き、靴下を履けば、全身がポカポカに。
全身の各部に対応する「耳」のマッサージです。
耳には全身を調整するツボが分布しているので、耳のマッサージで全身が調整できます。だれにでも、どこでも手軽にできるので、非常に有効です。
この耳マッサージは、疲労回復にも効果があるので、たとえば、デスクワークで疲れた時などのブレイクタイムに行っても良いものです。
- 耳全体のマッサージはじめに両手の手のひらで耳をおおい、上下にゆっくり5~6回こすります。
- 耳をつまんでひっぱる次に、親指と人差し指で耳をつまんで上の方から順序よく、1ヶ所を5~10回リズミカルに、ゆっくり軽く、次第に速く強く引っぱります。
- 耳をひねる終わりに、軽く手を握るようにして、親指とゲンコツで耳全体をはさみ、前後に5~6回ひねります。
ツボ療法とは、経絡の流れに沿って内臓や全身の陰陽バランスを整え、気の流れを調節して自然治癒力を高める自然療法です。お風呂上がりのリラックスした時などに行うと良いでしょう。ツボを3〜5秒押してゆっくり離す工程を4〜5回ずつ繰り返します。
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