養生法とは

日々の生活習慣や心のありようをみつめ直し、私たちが本来あるべき健康な状態を維持していくという考え方です。

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動養生法

実践編

私たちの身体には「自律神経」と呼ばれる神経系が働いています。これは私たちの意志とは関係なく、自動的に作用している神経系で、二種の神経系に分けられます。一つ目は日中身体を活発に動かす際に働く「交感神経」で、二つ目は、夜にかけて身体を休める時に働くリラックス型の「副交感神経」です。動養生法は、主に交感神経の働きを促しますが、これによりもう一つの副交感神経もバランスよく作用するよう、両面から活性化していきます。

動養生法には「養動法」、「スワイソウ」、「活性呼吸法」などがあります。

  • 養動法
  • スワイソウ
  • 活性呼吸法

養動法

自律神経のバランスを整えるためのエクササイズです。背筋や腰の筋肉をほぐしながら緊張をゆるめ、血行を良くします。

1
あぐら、または正座をします。背もたれのないイスを使う場合には、浅く腰掛けます。次に、ひざを肩幅に開きます。
2
手は親指と人差し指で輪を作り、残りの指は交互に組みます。そして、太ももの上におきます。あごを引いて背筋をのばし、お腹を少し突き出します。この時、頭の上から引っ張られるような感覚を意識します。
3
身体の力を抜きながら肩を下げ、お尻を閉めます。リラックスした気持ちで、ゆっくりと深呼吸を数回行います。前後にゆっくり身体をゆらし、次に左右にゆらします。スムーズな動きになるまで、これを数回繰り返します。
4
次は腰を中心にして時計回り(右回り)にゆっくり回します。前方向に意識を向けながら、お腹が前方にきたら、ぐっと突き出します。この時、頭や肩はあまり動かさずに、腰を中心にして回しましょう。
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スワイソウ

スワイソウは、中国武術を元にした腕振りエクササイズです。

1
足を肩幅に開きます。足先は開かず平行に、ゆったりと立ちます。ひざをゆるめて、肩と肘の力を抜いて、両脇をだらんとたらします。
2
その状態を保ちながら、少しずつ腕を振りはじめます。後ろに振る時は、漕ぐような感じで力を入れ、その反動で腕が前方へ上がるようにします。だんだん振りを大きくし、前方は肩の高さまであがるように行います。
3
前後一往復を一回として、100回を目途に続けます。少しだらしなく感じるくらいの格好で腕を振ります。慣れてきたら200回、300回と増やしていきます。
4
目標の回数を終えたら、次第に腕の振りを小さくしていきます。波が引いていくように自然に止まるようにします。
5
深呼吸を大きく3回繰り返します。息を吐く時、体内の不純物や汚れも一緒に吐き出すようなイメージで行います。瞬きも大きく3回繰り返します。
6
「終わります」と心に念じます。最後に手足を軽く振り、リラックスします。
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活性呼吸法

活性呼吸法は、腹式呼吸によるエクササイズです。

呼吸は、精神状態によって大きく左右されます。驚いたり緊張したりすると、呼吸は急に速くなったり浅くなったりします。逆に深呼吸をしていると心がおちついてきます。特に腹に力を入れてゆっくりと長く息を吐く腹式呼吸法を意識的に行えば、心身がリラックスし、イライラなどのストレス解消に役立ちます。

毎朝、5分間ほど腹式呼吸を行うと、その日の活力が変わります。手軽に行える健康法として、腹式呼吸はおすすめできるものです。

1
イスに座ります。立ったままでも、あぐらの状態でもかまいません。背筋をまっすぐに伸ばして、肩や首の力を抜きます。
2
あごを引き、胸を前に突き出して、肩を左右水平に保ちます。脇の下にピンポン球をはさんだようなつもりで、脇の下を少し開きます。
3
下腹部に力を入れて、上半身は軽くなるような感じを保ちます。
4
身体を前に倒しながら、息を吐きます。この時、体内にため込んでいる不純物をすべて吐ききるようなイメージで行います。下腹部が充分にへこむまで吐ききります。
5
ゆっくり息を吐ききったら、身体を元に戻しながら息を吸い込みます。これを数回繰り返します。
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