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2015.12.01410view
冬本番の本格的な冷え対策【みかんシナモンマーマレード、にんにく生姜味噌】

簡単薬膳レシピ(18)

いよいよ本格的な冬の到来となりました。「冷えは万病のもと」と言われるように、身体が冷えることは漢方でいう正気、つまり免疫力の低下につながり、かぜの原因になるだけでなく、血行が悪くなって筋肉がこわばったり、生理痛など婦人科系トラブルの原因にもなります。

寒さから身を守りながら、身体を温める食べ物を上手に取り入れ、元気に冬を乗り切りたいものです。

みかんシナモンマーマレード
甘味と水分の多い新鮮なみかんはとてもおいしいですが、ジャムにするとまた違った味わいを楽しめます。温め食材であるシナモンと組み合わせることで、冷えに対応した保存食にすることができます。

◎みかん
肺を潤すので乾燥による喉の渇きや咳、痰に効果があるとされます。
みかんの皮を干した「陳皮・橘皮」は、気の巡りを良くし、ストレスの解消や消化促進に役立ちます。

◎シナモン
身体を温める効果が高く、食欲不振にも効果があります。
ただし、ほてりや、肌に赤みがある時には更に熱がこもってしまうので控えましょう。妊娠中の方も控えてください。(シナモンパウダーを少々振りかける程度なら可)

<みかんシナモンマーマレードレシピ>
■材料(作りやすい量)
みかん・・・6個
砂糖・・・刻んだ後のみかん重量の30%
レモン果汁・・・1個分
シナモンスティック・・・1本
お好みで カルダモン(パウダー)・・・適量

■作り方
1. みかんは皮をむき、種を取り除き、実を取り出します。皮は良く洗い、千切りにします。
2. ボウルに1.と砂糖を入れ、30分ほどおいて馴染ませます。
3. 鍋に2.のみかんと砂糖を入れて火にかけます。レモン汁、シナモン、お好みでカルダモンを加え、ぐつぐつ煮えてきたら中火にし、時々アクを取ります。
4. とろみがついてきたら火を止め、清潔な瓶に詰めます。
*冷めると少し硬くなりますので、少々ゆるいぐらいでちょうど良いでしょう。
パンやクラッカー、ヨーグルトにのせたり、お湯に溶いて飲んでいただくのもおすすめです。

にんにく生姜味噌
ご飯のお供や、おつまみにもなる保存食です。
野菜スティックなど、そのままでは身体を冷やしてしまう食べ物に添えていただくのもおすすめです。

◎にんにく
お腹を温めるので、冷えによる腹痛に効果的です。食中毒の予防作用もあります。また気を巡らせるので、消化を助けます。

◎生姜
身体を温め、汗をかかせるはたらきがあるので、冷えからくるかぜの初期に有効です。
吐き気どめの効果もあります。発熱していたり、すでに汗をかいている方は、更に汗をかいて消耗してしまいますので控えましょう。

◎味噌
脾の働きを良くするので、食欲不振やむくみに効果的です。熱をとる作用もあるため、火傷や虫刺されなどに用いると炎症を抑えます。

<にんにく生姜味噌レシピ>
■材料(作りやすい量)
味噌・・・大さじ3
にんにく・・・1~2片
生姜・・・1かけ
みりん・・・大さじ1
砂糖・・・大さじ1
鰹節・・・1パック(3g)

■作り方
1. にんにく、生姜はみじん切りにします。
2. 味噌、みりん、砂糖を全て合わせておきます。
3. 鍋に油(分量外)をひき、にんにくと生姜をしんなりするまで炒めます。
4. 炒めた生姜とにんにくに2.の味噌を加え、焦げ付かないように注意しながら全体になじむまで炒め、火を止めてから鰹節を絡めます。

古橋 智子 - Tomoko Furuhashi
[ 漢方上級スタイリスト,養生薬膳アドバイザー ]
[ 中国茶文化協会認定中国茶アドバイザー ]
「マルシェ・ド・ザジ保存食・薬膳料理教室」主宰。
20代から保存食作りに親しみ、おもに東京と埼玉の子育て支援サロンやカルチャーサロンでワークショップ講師として活動。イベント出展もおこなっている。
素材の旬だけでなく、体質・体調に合った材料での保存食作りをしたいという思いから漢方を学び、単なる保存食にとどまらない「薬膳保存食」のレシピを次々考案中。

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