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2015.04.01485view
さわやかな旬の味覚で春を快適に【セロリのピクルス茴香風味、自家製メンマ】

簡単薬膳レシピ(10)

長い冬が終わり、生命の息吹を感じられる春となりました。
春は生長の季節であり、冬の間に溜めこんでいたものを発散する時期でもあります。
そのため、身体の中でも陽の気が上昇し、頭痛やめまいを引き起こすことがあります。
旬の食材を使って上手に熱を冷まし、かつ日々の活動に必要不可欠な気・血を補って、春先を快適に過ごせるようこころがけたいものです。


「セロリのピクルス茴香風味」
セロリは余分な熱をとる作用があるので、目の充血やかすみ、頭痛、めまいなどの解消に有効で、また口の渇きや口内炎にも対応します。茴香(フェンネル)を加えることにより、風味が豊かになり、冷えすぎを抑えることもできます。ただし、セロリ、酢ともに胃腸が虚弱な方は摂りすぎに気をつけましょう。

■材料
セロリ:1~2本
酢:100ml
水:100ml
砂糖:大さじ2
塩:小さじ1/2
粒胡椒:1~2粒
茴香(フェンネル):適量

■作り方
1.セロリは筋をとり、5cm幅に切ります。
2.鍋に酢、水、砂糖、塩、粒胡椒を入れて火にかけ、沸騰直前で火を止めます。
3.セロリを入れた保存瓶に2.を注ぎ入れ、フェンネルを加えます。
4.半日ほどで食べごろになります。冷蔵庫で保存し、1週間ほどで食べ切りましょう。

「自家製メンマ」
4月になると、たけのこ狩りをされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。この時期は生のたけのこを楽しめる時期です。たけのこは熱による咳や痰に有効で、またむくみの解消やお通じの改善にも効果があるとされています。

ただし、食べ過ぎると皮膚病や喘息などの慢性疾患の再発を起こす恐れがあります。カルシウムの吸収を妨げるため、子どもや高齢者、骨粗しょう症の方は食べ過ぎに注意が必要です。また、胃腸の虚弱な方、結石のある方も控えめにしましょう。

■材料
たけのこ 1/2本(水煮でも良い)
中華スープ(和風出汁でも良い) 100ml
ごま油 適量
醤油 大さじ2/3
みりん 大さじ1

■作り方
1.たけのこは生の場合は米ぬかを加えた水で1時間ほど茹でてあく抜きをします。
 (米ぬかがない場合は、米のとぎ汁を加えます)
 水煮を使用する場合はさっと湯通しをします。
2.たけのこを1~2ミリの薄さの短冊切りにします。
3.鍋にごま油をひき、2.をしんなりするまで炒めます。
4.中華スープ、醤油、みりんを加え、汁気がなくなるまで煮ます。
5.お好みによりラー油を絡めても、美味しいおつまみになります。

古橋 智子 - Tomoko Furuhashi
[ 漢方上級スタイリスト,養生薬膳アドバイザー ]
[ 中国茶文化協会認定中国茶アドバイザー ]
20代から保存食作りに親しみ、おもに東京と埼玉の子育て支援サロンやカルチャーサロンでワークショップ講師として活動。イベント出展もおこなっている。
素材の旬だけでなく、体質・体調に合った材料での保存食作りをしたいという思いから漢方を学び、単なる保存食にとどまらない「薬膳保存食」のレシピを次々考案中。

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