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2015.01.01782view
免疫力強化で真冬でもかぜ知らず【金柑のシロップ漬けと甘酒】

簡単薬膳レシピ(7)

1月に入ると一段と寒さが厳しくなり、防寒対策もさることながら、インフルエンザやノロウィルスなどの流行も怖いですね。それらから身を守るには、免疫力の強化が必須です。

今回は、日常に取り入れやすく、風邪の予防も出来る保存食二種をご紹介します。

― 金柑のシロップ漬け ―
金柑はビタミンが豊富で、「のど飴」に使われるほど、喉に良いとされる柑橘です。喉を潤し、痰の切れを良くしてくれます。漢方においては、柑橘類は生命エネルギーの源である「気」の流れを良くしますので、ストレスや、消化不良、二日酔いなどにもおすすめです。身体を温める作用があるので、この時期の風邪予防にも最適です。出回る時期が短いので、手に入る時にまとめて保存食にしておきましょう。

[ 材料 ]
金柑1パック
砂糖…金柑の重量50%

[ 作り方 ]
1. 皮ごと食べるので、しっかり洗います。
2. お尻に楊枝や竹串を刺して穴をあけます。火が通りやすく、また味も染みやすくなります。
3. 鍋に金柑を入れ、ひたひたになるまで水を注いで火にかけます。
4. 10分ほど中火で煮ます。
5. 砂糖を加え溶かし、さらに10分ほど煮ます。
6. 熱いうちに保存瓶にシロップごと入れます。この時、金柑が完全にシロップに浸かっているようにしましょう。空気に触れている部分があると、そこから傷みます。

― 甘酒 ―
「飲む点滴」とも言われるほど栄養が豊富な甘酒。身体を温め、血の巡りを良くするので冷え症や生理痛、生理不順解消にも適しています。甘酒の歴史は古く、江戸時代の文献にも甘酒売りの商売図絵があります。さらに気を補い、潤いを与えるので夏バテ防止にも。俳句で甘酒が夏の季語となるほどですが、年間を通して取り入れて頂きたい飲み物です。冬に温かい甘酒でほっこりし、免疫を強化しましょう。

炊飯器や保温ポットを使って手軽に作れるレシピをご紹介します。米と米こうじのみで作るノンアルコールの甘酒ですので、お酒の弱い方やお子さんでもお楽しみ頂けます。

[ 材料 ]
米、またはもち米一合
米こうじ200g

[ 作り方 ]
1. 米をとぎ、お粥を作ります。炊飯器のお粥モードが便利です。
2. 炊き上がったお粥を60度まで冷まします。60度以上あると、このあとに混ぜる米こうじの麹菌が死滅してしまいますので気をつけて下さい。
3. 米こうじをほぐして加え、よく混ぜます。
4. 50度~60度を保つように、炊飯器の保温機能や保温ポットなどを使って、半日ねかせます。

古橋 智子 - Tomoko Furuhashi
[ 漢方上級スタイリスト,養生薬膳アドバイザー ]
[ 中国茶文化協会認定中国茶アドバイザー ]
20代から保存食作りに親しみ、おもに東京と埼玉の子育て支援サロンやカルチャーサロンでワークショップ講師として活動。イベント出展もおこなっている。
素材の旬だけでなく、体質・体調に合った材料での保存食作りをしたいという思いから漢方を学び、単なる保存食にとどまらない「薬膳保存食」のレシピを次々考案中。

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