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公開日:2020.08.10 更新日:2020.08.101447view

体にこもった夏の熱対策「冬瓜の冷製おでん」

家族の薬膳 〜家族を守るママの養生 Vol.13〜

暑邪に負けない夏の外遊び

長かった梅雨も明け、ようやく夏らしい日差しと暑さの日々になりました。
おもいっきり子供と外で遊べる!と喜ぶ半面、急な暑さに体は悲鳴をあげています。

長い自粛期間や長い梅雨を経て、いつもより自宅で過ごす時間が多い日々を過ごしてきた私たち。
優しい春の日差し~初夏~盛夏と、徐々に日差しに慣れていくのが本来の流れですが、今年は急に強い日差しにさらされるような状態です。
いつもより慎重に、外遊びを楽しみましょう。

今年はマスク着用のため、いつもより熱中症に注意が必要だと、ニュースでも報じられています。
熱中症など、夏の暑さによる体調不良の原因は、「暑邪(しょじゃ)」という邪気が原因と漢方では考えます。
暑さと湿気により、体の気と水を消耗させる邪気です。
暑邪に負けないように、外出時は喉が渇いたと感じる前に、こまめに水分補給をしましょう。
我が家の外出時は、両親・子供共、1人当たり1リットル分の水分を持って出かけています。我が家では子供が好むので、もっぱら麦茶です。

外出時、日差し予防の帽子も大切です。
ただ、炎天下でずっと被っていると、上にあがる性質の熱が頭にこもり、子供は帽子を脱いでしまいます。
日陰で遊べる時は、こまめに外して頭の通気を保ち、こもった熱が引いた頃合いに、帽子を被せると嫌がらないので、帽子もこまめな着脱が必要だと感じています。

熱がたまった先の排尿痛

子供のケアと同時に、親もこまめな水分補給をし、熱中症もなく無事に帰宅。
良かったと、喜ぶのはまだ早いのです。

強い日差しを長時間浴びた日は、熱が体にこもっている可能性があります。
その日の晩御飯は、夏野菜たっぷりのサラダや冷奴で、体にこもった熱を冷まし、水分補給しましょう。
また、汗と共に流れた気もご飯(玄米や雑穀米がお勧め)をしっかり食べて補給しましょう。
体にこもった熱を上手に下げられず、体に残してしまうと、後で様々な症状としてあらわれます。

熱が五臓の肝に移ると、イライラや頭痛、目の充血などに繋がります。
この場合は、ゴーヤ、セロリ、トマトを食べてクールダウンしましょう。

また、熱が心に移ると、イライラや不眠、舌炎などに繋がります。
この場合は、小豆、緑豆、スイカを食べましょう。

心の熱が小腸に移行すると、排尿痛や血尿などがあらわれます。
この場合は、小豆、きゅうり、冬瓜を食べましょう。

今回は、小腸に熱が移行した場合におすすめの、冬瓜の冷製おでんをご紹介します。

材料
・冬瓜:1/4個(約300g)
・プチトマト:10個
・だし汁:500ml

調味料〈A〉
・酒:大1
・しょうゆ:小2
・みりん:小2
・白だし:小2
・塩:少々

作り方
①冬瓜のわたを取り、皮を剥き、取り除いたわたと皮をだしパックに入れる。冬瓜を一口大に切る。トマトはヘタを取る。
②鍋にだし汁、〈A〉の調味料、冬瓜、トマト、わたと皮を入れただしパックを入れ火にかける。沸騰してきたら中弱火にし、20分煮る。
③火を止めて余熱で味を浸み込ませつつ、粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やして完成です。

食材メモ
冬瓜:体の熱を冷ます。余分な水分を出し、不足している場合は補う。
トマト:体の熱を冷まし、口の渇きや暑気あたりを癒す。胃腸の働きを高め消化を促進する。

冬瓜の皮、わたや種にも効能があるので、捨てずに煮込む際に使いましょう。
トマトは皮にも抗酸化作用のあるリコピンがあるので、丸ごと食べましょう。
体を冷やす性質の野菜を冷たい状態で食べるので、強力にクールダウンしてくれますが、お腹の冷えが心配な方は、生姜のすりおろしと一緒にお召し上がりください。(温かいまま食べても美味しいです)


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市川三弓 - Miyumi Ichikawa
漢方スタイリスト、養生薬膳アドバイザー、ハーバルセラピスト、フードコーディネーター。
一児の母。自身の体調不良をきっかけに漢方・薬膳を学ぶ。肉親の病も薬膳でサポートし克服。飲食店舗での薬膳イベント開催や薬日本堂でのセミナー講師を経て、現在は子供向けの薬膳を日々研鑽中。


◎レシピ協力
『薬日本堂の漢方で体をととのえる穀菜食』(主婦の友社)
『はじめての漢方ライフ 薬膳レシピ&食材べんり帳』(主婦の友社)
◎子供のご飯記録:https://www.instagram.com/ikumeshi2017

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