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2019.10.25727view

乾燥肌と便秘に、温野菜「バーニャカウダ風ソース」

家族の薬膳 〜家族を守るママの養生 Vol.5〜

天災が立て続けに起こっておりますが、被災された方々には心からお見舞い申しあげます。復興に尽力されている皆様も、安全に留意され一日も早い復興をお祈り申し上げます。

朝晩に加え日中も寒さが増し、風も強くなり、いよいよ本格的に季節の移ろいを感じる日々になりました。
秋は乾燥の季節ですが、なぜ乾燥するのでしょう。

まずは外気の変化があります。夏の湿気を帯びた気候と比べ、外気から湿気が減り、乾燥した風が吹くようになります。
体内に着目すると、夏に大量の汗をかいたことで水分を失い、補給が間に合わないと体内の水分が不足し、秋に肌の乾燥、のどの乾きという症状として現れます。

乾燥の秋は、室内の湿度を上げ、喉の渇きを感じる前に、少しづつ水分を補給するようにしましょう。(こまめな水分摂取は、喉を洗い流してくれるので、カゼ予防にもなるそうです。)

秋の乾燥は大人同様、子供も訪れます。
我が家の2歳児も、蚊にさされた跡のない肌を痒いと言っていた時があり驚きました。2歳でも肌が乾燥するのかと驚きつつも、大人以上に汗をかいているのだから当然かとすぐに納得。保湿クリームを塗りました。
小さいお子様は、肌の乾燥など身体の変化を言葉でうまく伝えられないことも多いので、親が先回りして保湿をしてあげましょう。
また乾燥は、肌だけではなく便秘にも繋がります。身体が潤うと便秘も改善します。

乾燥対策の食べるソース

今回ご紹介するのは温野菜サラダのバーニャカウダ風ソースです。
以前スペインを旅行した際に、アヒージョなどオイル漬けを食べていたら便通がとても良くなり、驚きと共に「オイルか…」と納得したのを覚えています。
アヒージョだと子供が食べづらいかと思いますので、今回はオリーブオイルを使用したバーニャカウダ風ソースをご紹介します。

バーニャカウダ風ソースで使用するオリーブオイル、生クリームは潤す働きがあります。
本来のバーニャカウダソースは沢山のアンチョビを使用しますが、美味しい反面クセも強いので、子供でも食べやすいようにアンチョビは少なくし、代わりに味噌を使用しています。
ソースにも玉ねぎを使用して、甘さを加えつつ野菜とも絡みやすくしました。

寒い季節のサラダは、冷たいものではなく、温めたサラダをおすすめします。
冷たい生野菜は体を冷やしてしまうので、夏を過ぎてからは温めた野菜を食べるように心がけると養生になります。

温野菜サラダとして今回使用したのは、ブロッコリー、カリフラワー、レンコン、にんじん、さつまいもですが、お好みのお野菜をご準備頂き、蒸す又は茹でてください。(さつまいもは蒸してください)
こちらでは、バーニャカウダ風ソースの作り方をご紹介します。

材料
・たまねぎ:1/4個
・アンチョビ:3枚
・にんにく:2片
・生クリーム:50ml
・エクストラバージンオリーブオイル:大2
・味噌:小1/2
・水:大3

作り方
①たまねぎ、にんにくをみじん切りにします。アンチョビは叩きます。
②小鍋(又は小さいフライパン)にオリーブオイル、①のにんにくを入れ弱火で炒め、香りが出てきたら、たまねぎを加え中弱火で炒めます。たまねぎが透明になってきたら水を加え3分炒め煮します。
③①のアンチョビを加え少し炒めたら、生クリームを加え2分位全体を混ぜつつなじませ、味噌を加え溶かしたら完成です。
*あれば最後にハンドミキサーをすると、粒が細かくなります。

食材メモ
オリーブオイル(オリーブ):肺を整え潤し、のどの渇き、咳、炎症を鎮める。便通を良くする。
生クリーム(牛乳):体に潤いを与え、肌の乾燥、のどの乾き、便秘に良い。五臓を補い虚弱体質の改善をや助ける。

レンコンとにんじんを使って、白ごまたっぷりのきんぴらを作ると潤い対策の一品になります。
レンコンはのどを潤して咳を止めますし、白ごまは乾燥した肌を潤す働きがあります。ごまはすってから和えると消化しやすくなるのでおすすめです。

市川三弓 - Miyumi Ichikawa
漢方スタイリスト、養生薬膳アドバイザー、ハーバルセラピスト、フードコーディネーター。
一児の母。自身の体調不良をきっかけに漢方・薬膳を学ぶ。肉親の病も薬膳でサポートし克服。飲食店舗での薬膳イベント開催や薬日本堂でのセミナー講師を経て、現在は子供向けの薬膳を日々研鑽中。


◎レシピ協力
『薬日本堂の漢方で体をととのえる穀菜食』(主婦の友社)
『はじめての漢方ライフ 薬膳レシピ&食材べんり帳』(主婦の友社)
◎子供のご飯記録:https://www.instagram.com/ikumeshi2017

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