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2015.06.01160view
じめじめした梅雨の食欲不振対策【なすと白菜のだし煮、瓜野菜の青じそ和え】

簡単薬膳レシピ(12)

蒸し暑さが厳しい梅雨もすぐそこまで近づいています。普段から体の重だるさやむくみを感じる方は、梅雨の時期に症状が辛くなりやすいので、十分に養生してください。

雨に濡れた身体の水滴を拭き取る等、小さな行動の一つからが養生になります。梅雨時期の献立には、身体にこもりがちな湿・熱を排出する食材をとりいれてみましょう。

【おススメ食材】
◎なす
胃の働きを助け、身体にこもった熱を冷ますので、夏バテによる食欲不振時などに。

◎白菜
体内の余分な熱や水分の排泄を助け、暑さによる喉の乾きも癒してくれます。冬の鍋料理の食材のイメージが強い白菜ですが、暑い季節にも摂っていただきたい食材です。

◎きゅうり
ほとんどが水分で出来ているきゅうりは、「食べる水分」。身体を潤してくれます。同時に身体の余分な熱を冷まし、余分な水分の排出を助けてくれます。暑気あたり予防に、積極的に食べていただきたい食材です。(たくさん食べ過ぎると冷え過ぎてしまうので気をつけてください)

◎苦瓜
独特の苦味がありますが、その苦味に解毒の働きがあり、食中毒予防としても期待できます。また身体の余分な熱を冷ますので、日焼け後のクールダウンや、暑気あたり時などにオススメ。

これらの食材を使った献立を2品ご紹介しましょう。


「なすと白菜のだし煮」
体内の余分な熱を冷ますなすと、湿・熱両方の排泄を助ける白菜をダシで煮込みます。同じく体内の余分な熱を冷ます菊花と一緒に煮込むことで、身体にこもった熱っぽさを更に和らげます。

<レシピ>
■材料(2人分)
・なす:2本
・白菜:1/8個
・菊花:2個
・だし汁:600ml
・薄口醤油:小1
・白だし:小1
・甜菜糖:小1
・塩:ひとつまみ

■作り方
1.なすを輪切りにします。白菜は食べやすい大きさに切ります。
2.だしを入れた鍋に、菊花と他の調味料を入れ火にかけます。そこになすを並べ、落とし蓋をして中火〜弱火で5分煮ます。その後同じ鍋に白菜を加え、弱火で5分煮たら完成です。


「瓜野菜の青じそ和え」
水分の排出や、身体にこもった熱を冷ますきゅうりと苦瓜を、さっぱりと生でいただきます。青じそとディルの香りが、気の巡りも整えてくれます。

<レシピ>
■材料(2人分)
・きゅうり:2本
・苦瓜:1/4本
・ミニトマト:6個
・青じそ:3枚
・ディル:2本
・塩:小1/2、ひとつまみ
・米酢:小1/2
・薄口醤油:小1/2
・白ごま油:小1/2

■作り方
1.苦瓜のわたをとり、薄くスライスしてボウルに入れます。塩小1/2を加え和えて10分間漬け置きします。
2.きゅうりはすりこぎでたたき、一口大に切ります。ミニトマトは半分に切り、青じそは千切り、ディルは細かく切ります。
2.ボウルにきゅうりと調味料を入れ一混ぜします。1の苦瓜を水洗いし、好みの塩気加減になったら水気をよく切って、きゅうりのボウルに加えます。青じそ、ディル、トマトを加え更に一混ぜして完成です。

市川三弓 - Miyumi Ichikawa
[漢方スタイリスト,養生薬膳アドバイザー / フードコーディネーター]
飲食店舗等にて季節に合わせた薬膳レシピ発案から、調理・盛付けまでを担当する薬膳イベントを開催。仕事で、マーケティングや商品企画、ロゴデザインやwebデザイン等をしていた経験と、フードコーディネーターとして盛付けから撮影、カフェメニュー開発等、企画から商品のパッケージングまでを多岐に渡り経験。また、有機野菜や無添加調味料のセレクトショップ立ち上げに関わり、健全な食材、食材を生み出す自然の大切さを学ぶ。その過程で、自身の体調不良や肉親の病に薬膳を生かし克服。様々な経験を薬膳に生かし、個々人のニーズ、ライフスタイルに合わせたトータルコーディネートと独創的な提案を提供しています。

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