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2015.05.01423view
ストレスケアで胃も心もすっきりと【ローズとナツメの薬酒、緑茶とローズマリーの養生茶】

簡単薬膳レシピ(11)

今月は心を穏やかにし、消化の働きを助け、疲れにくい身体作りをサポートする薬酒とお茶のご紹介です。
「心と身体はいつも繋がっている」と考える漢方。焦りやイライラ、考えすぎ、思い悩みなどの感情は、身体の働きに影響を与え、さまざまな不調の原因に。ストレスが多く、頭も身体も活動的で休まることがない毎日は、知らず知らずのうちに疲れを溜めこむ原因に。ほんのわずかでも「ほっとする時間」を持ち、翌日に疲れを残さないよう心がけましょう。

★ローズとナツメの薬酒★
身体を温め、心身をリラックスさせる効果があるので、冷えやストレスによって調子が崩れる方におすすめです。また、ローズの優しい華やかな香りが心を明るくしてくれます。

◎ローズレッド
バラの花を乾燥させたハーブ。冷えによる痛み、イライラ、不安感、便秘などの緩和に役立ちます。甘い華やかな香りは、心の緊張をときリラックスさせてくれます。

◎ナツメ(大棗:たいそう)
ほんのり甘味のあるナツメは、気力を補い、食欲不振や体力の回復に役立ちます。また、胃腸の調子を整えて心の緊張を和らげる働きもあるので、ストレスを感じる方にもおすすめです。

■材料(出来上がり250cc分)
ローズレッド・・・3g
ナツメ・・・3個(キッチンはさみで5〜6カ所カットする)
ホワイトリカー・・・260cc

■作り方
1. 消毒をした瓶に分量のローズ、ナツメを入れ、ホワイトリカーを注ぎ、軽く瓶をふる。
2. ラベルシールなどに、作った日付、内容を明記した物を貼り、2週間漬ける。
3. 1日1回、軽く瓶をふります。保管は冷暗所に保管をしましょう。
4. 消毒をした瓶を用意し、コーヒーフィルターやアルコール消毒をした茶こしで漉す。
5. 保存する瓶に、出上がりの日付、内容を書きラベルシールを貼る。
*煮沸消毒をした場合、半年〜1年保存が可能。アルコール消毒の時は3〜6ヶ月が目処。


★緑茶とローズマリーの養生茶★
胃腸の機能を整え、気分の巡りをよくする漢方茶です。口の中も頭もすっきりし、食後眠くなりやすい方におすすめのブレンドです。

◎緑茶
口の渇きを癒し、心身にこもった熱をとる働きがあります。頭をすっきりさせる作用もあり、口もさっぱりとするので、食後のお茶におすすめです。

◎ローズマリー(迷迭香)
江戸時代の末期に日本に伝わったハーブです。消化不良を防ぎ、代謝を高めてくれる働きがあります。
心身の疲れをやわらげたい、身体の回復を早めたいときに役立ちます。

◎みかんの皮を乾燥させたもの(陳皮:ちんぴ)
気の巡りをよくし、胃の働きを活発にしてくれます。自分でも作ることのできる陳皮は、気軽に取り入れて頂きたい食薬の1つです。

■材料
緑茶・・・3g
ローズマリー ・・・2g
みかんの皮・・・2g
95度のお湯・・・250~300cc

■煎れ方
1. ポットなどに材料を入れ、お湯(沸騰してから95度まで冷ました)を注ぎ、3分蒸らす。
2. カップに注ぐ

楠田 直美 - Kusuda Naomi
[漢方スタイリスト・薬膳養生アドバイザー・英国IFPAアロマセラピスト]
漢方と自然療法で病気を克服した経験を生かし「頑張りすぎて続かないより、出来る範囲で楽しみながら」をモットーに、人生を豊かに暮らしたい人を応援する「一波(かずは)」として活動をし、漢方薬膳・自然療法を取り入れた講座やセラピーを提供。
現在、「薬膳酒作り」「はじめての漢方入門」の講師として活躍中。

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