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公開日:2023.10.01 更新日:2024.02.022357view

目の疲れが取れない!「目バテ」で困っていませんか?

プチ不調は自分でカイゼン Vol.54

目の夏バテから秋バテへ
以前、朝の情報番組で目の夏バテについて放送していました。
原因は3つで、
1、紫外線で、炎症を起こして目が乾いて充血
2、エアコンで、体も冷えて目の筋肉がコリ固まる
3、扇風機やハンディーファンの風で目が乾き、ドライアイになる

対策としては、薄いサングラス、冷やしたタオルを1分目の上にあてる、温めたタオルを5分目の上に置くというものでした。

皆さんの目の調子はいかがでしょうか?

私は、パソコンやスマホ画面が見づらく、以前よりピントが合わなくなった。
睡眠をとった後も、目の周りの疲れが残っているような感じがある。
目の下のクマがなかなか消えない。
などの自覚症状を感じています。

漢方では、目に栄養を与えるのは血(けつ)であると考えます。
例年にない酷暑によるダメージにより、血を含めた身体の土台が不安定な状態で、目のトラブル、睡眠トラブル、足がつりやすいなどの筋肉疲労や婦人科の乱れなどを感じている方も多いのでは。

そのダメージが回復しないまま、乾燥の季節がこれからやってきます。
目の秋バテにならないように、少しでも目バテ解消をしておきたいですね。



目バテ解消!簡単養生法

・目を休める時間を作ること!
・しっかり寝ること!

これらをまずは意識しましょう。
目に栄養を与える血を消耗しない生活をするのが大前提になります。

◎目をじんわり温める手当法
手のひらを合わせ上下に何度もこすり合わせます。
手のひらがどんどん温かくなりますね。その、温かくなった手のひらを、両目に優しくあててみましょう。手のひらから「気」が流れ、目の疲れをとってくれます。
仕事や家事の合間、寝る前などに行うと効果的です。

◎目の反射区をマッサージ
反射区とは、体内のあちこちにつながっている末梢神経が集中した場所のことです。
特に足の裏には全身の反射区が存在します。
目の反射区は、足の親指と人差し指の付け根、人差し指と中指の付け根部分です。
1日の終わりに、押しほぐすといいですよ。

◎ベリーで目に栄養を
ブルーベリー、ゴジベリー(クコの実)、マルベリー(桑の実)
アントシアニンやゼアキサンチンなどの成分が含まれていることからも、目の健康管理にはとてもおススメです。毎日食べることをおススメします。

目に優しい簡単レシピを紹介します。

~クコの実入りキャロットラペ~
せん切りにしたニンジンとクコの実、干しブドウをフレンチドレッシングで和えれば出来上がり

メグスリノキで眼病予防
メグスリノキ(目薬の木)は、日本固有の樹木でカエデの仲間です。
「長者の木」「千里眼の木」とも呼ばれています。

戦国時代には、樹皮や枝葉の煎液を点眼薬や洗眼薬として利用されていました。

主な成分は、ゲライニンとエピ・ロードデンドリン。
ゲライニンは、抗菌消炎作用のあるタンニン成分で、ただれ目やはやり目、アレルギー性結膜炎などに効果的。
エピ・ロードデンドリンは、樹皮や葉に含まれており、目の疲れや目のかすみに良く、肝機能を改善するはたらきがあります。

飲み方の目安は、
10~20gを1日量として400~600mℓの水で煎じ、3回に分けて飲むのが良いとされています。
苦みと木の香りが感じられますよ。

菊花やクコの実、ハブ茶などとブレンドして飲むのも良さそうです。
是非、お試しください。


鈴木 養平
鈴木 養平 - Youhei Suzuki[薬日本堂漢方スクール講師・薬剤師]

1969年宮城県生まれ。東北医科薬科大学卒業後、薬日本堂入社。臨床を経験し、店舗運営、教育、調剤、広報販促に携わる。札幌に勤務中、TVの漢方コーナーにてレギュラー出演。漢方薬による体質改善の指導・研究にあたる一方で、“漢方をより身近に”とセミナー講師・雑誌・本の監修(『おうちでできる漢方ごはん』『かんたん・おいしい薬膳レシピ』)で活躍中

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