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公開日:2020.11.01 更新日:2020.11.273474view

カサカサ パサパサ 乾燥肌・しわ対策!!

プチ不調は自分でカイゼン Vol.19

エネルギー不足?潤い不足?
衣替えのこの時期、肌や髪の乾燥が気になってきたという方が多いのでは?
漢方では、この時期「燥邪」(そうじゃ)が身体に影響すると考えます。

具体的には燥邪に加え、肌に潤いを与える「血」(けつ)の不足や、肌のハリを保つ「気」(き)の不足により、肌の乾燥やしわができやすくなると考えます。

「血不足」・・潤い栄養不足
□乾燥肌、白い粉を吹くようなかゆみ
□髪がパサつく
□手足先が冷たい
□目の疲れ、視力低下
□コロコロ便

「気不足」・・エネルギー不足
□肌に張りがなく、たるみ肌
□食欲が最近あまりない
□寝ても疲れが取れない
□下半身が冷えてむくむ
□天気の影響を受けやすい

気・血両方にチェックが付いた方が多いのでは?
今養生を心がけることは、次の季節を快適に生活するためと考えます。
上記のチェックが多かった方は、夏に無理をした方が多いかもしれませんね。

また、対策としては肌に水分を配る働きがある、「肺」のケアも必要です。
のど・声・咳のトラブルが出やすい方、アレルギー体質の方、皮膚が弱い方などは、肺を傷め体調を崩しやすいので、積極的な養生が必要です。

プルプルの肌へ!簡単養生法
保湿剤や加湿器など外ケアは必須です。
ここでは、内ケアのおススメ養生法を紹介します。

血不足の方は、消耗を少なくすることが第一優先!
特に目の使い過ぎは血の消耗を早めます。目を休める時間をとる工夫は必要ですね。

気不足の方は、睡眠の質を上げること!
朝日にあたり深呼吸をすると肺の強化につながります。リラックスして15回程度がおススメです。

●白きくらげで保湿対策!
肌に潤いを与えてくれる食材です。
銀耳(ぎんじ)とも言われていますね。
肺の潤いと働きをよくする作用があるので、皮膚の乾燥だけでなく、空咳やのどの渇きなどにもおススメです。

たっぷりの水で1時間ほど戻してから、ゆり根やナツメなどと一緒に煮物にしてもいいですね。
私は、乾燥の白きくらげをトッピングとして紅茶に加えています。
きれいな花が咲いたようになるので癒されますよ。

●酸味と甘味を上手に取り入れましょう
酸味と甘味は潤いを作ります。
はちみつレモン、梅ジュースなどいいですね。
私は、リンゴ酢にレモンとハチミツを加えたドリンクを毎朝飲むようにしています。

白きくらげ以外でも白食材は肺の潤いを養いますので、ゆり根、梨、大根、レンコン、白ゴマなど積極的に摂りましょう。

種・実で潤い対策!
種や実、ナッツ類は身体に潤いを養ってくれます。

クコの実、ナツメの実、ゴマの実、松の実、クルミの実、かぼちゃの種など
最近は、コンビニやスーパーでミックスになったものが手軽に手に入るようになりました。
乾燥が気になるこの時期、意識して摂るのもいいですね。

また、プルーンやクランベリー、キンカン、イチジクなどのドライフルーツもおススメです。
酸甘味のものが多く潤い対策になります。
そのまま食べても、紅茶などにトッピングしてもいいですね。

手に入りやすい物から生活に取り入れてみてはいかがでしょう。



鈴木 養平 - Youhei Suzuki[薬日本堂漢方スクール講師・薬剤師]
1969年宮城県生まれ。東北医科薬科大学卒業後、薬日本堂入社。臨床を経験し、店舗運営、教育、調剤、広報販促に携わる。札幌に勤務中、TVの漢方コーナーにてレギュラー出演。漢方薬による体質改善の指導・研究にあたる一方で、“漢方をより身近に”とセミナー講師・雑誌・本の監修(『おうちでできる漢方ごはん』『かんたん・おいしい薬膳レシピ』)で活躍中
鈴木養平Instagramはこちら
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