漢方とは

中国で生まれ、日本で独自の発展を遂げた医学。自然との調和を図り、人間本来の健康を体現する智慧が詰まっています。

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漢方理論

漢方は中国で生まれ、日本で独自に発達してきました。漢方=漢方薬と思われがちですが、実はそうではありません。東洋医学の治療法のひとつに漢方薬を用いた治療があり、この他に鍼灸・整体・気功・薬膳・養生などを含んだ広い意味で使われます。

古くから「不老長寿」という言葉があるように、私たち現代人に限らず、人びとはいつの時代も健康で長生きしたいと願ってきました。特に中国では、不老不死や長寿へのあこがれが強く、すでに「漢」の時代(紀元前202年〜220年)には『黄帝内経(こうていだいけい)』(医学書)、『神農本草経(しんのうほんぞうけい)』(薬物学書)、『傷寒雑病論(しょうかんざつびょうろん)』(処方・治療書)という三つの医学書が記されていました。これらは中国医学の古典の中でも名著といわれるものです。

約三百万年もの人間の歴史の中で、私たち現代人は、ここ数十年という短い間に、物質的な豊かさと便利な生活を手に入れました。

しかし、その一方で、本来の人間のあり方を考えた時に、大きく失ったものがあるのも事実です。 それは、大自然の法則やリズムに沿った生物としてのあり方、そして大自然との調和のとれた人間らしい生活です。 私たち現代人は、大自然の摂理を逸脱した社会環境に生きているといえるのです。

日々の生活習慣は乱れ、実にさまざまな病に囲まれているのが現状です。 最近、特に増え続けている生活習慣病は、ゆがんだ現代社会の状況を物語っているといえるでしょう。

このような現状を考えると、私たち現代人が健康を維持していくためには、 「自分の健康は、自分でつくる」といった主体的で前向きな姿勢が必要不可欠です。 大自然のリズムに沿った調和のとれた生活習慣へと改善しながら、人間本来の理想的な「健康」を 体現していくことが大切です。

このように自ら健康を築いていくことを私たちは「養生」と呼び、その「養生」の基本を漢方専門店である薬日本堂株式会社が独自に体系づけた集大成となる考え方が「大自然医薬養生学」です。大自然医薬養生学は、私たち現代人の生活様式や体質をふまえながら、東洋医学、西洋医学、薬学、養生学を網羅し、独自の方法によってまとめ上げた実践的知識です。そしてその中心となるものが東洋医学、つまり「漢方」の知慧です。

その後も長い歴史の中で漢方のさまざまな知慧が集積されてきました。大自然医薬養生学は、このように現代医学の考え方の良い点を織り交ぜた、現代の「養生法」なのです。

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